Undeleteに付属するEmergency Undelete(エマージェンシー アンデリート)は、これまでに削除されたファイルの痕跡をディスクからスキャンして、ファイルの復元をおこないます。
Emergency Undeleteは、下記のファイル復元がおこなえます。
- Undeleteをインストールする以前にシステムで削除されたファイルの復元が可能
- Undeleteの復元箱から削除してしまったファイルの復元が可能
(但し、SecureDeleteや空きスペースワイパーを使用している場合は除きます)
ご注意ください
Windowsの仕様上、「削除されたファイルのデータが記録されていた領域」が「別のファイルのデータ」により上書きされてしまうことがあり、時間の経過やPCの使用と共に元のファイルの復元できる可能性は低くなります。そのため、Emergency Undeleteを使用しても必ずファイルが復元できるわけではありません。
Undeleteが既にインストール済みのPCでは、Undelete コンソールのメニューからDig Deeperを使用してください。
※試用版にはEmergency Undeleteは付属しません
Emergency Undelete を起動する
重要:
誤ってファイルを削除してしまった後にファイルをダウンロードしたり、プログラムのデータを書き込むことは削除されたファイルの復元可能性を損ないます。
Emergency Undeleteの実行が必要な場合には、誤ってファイルを削除してしまったPCとは別のPCを使用して、Undelete のプログラムをダウンロードし、Emergency Undeleteのプログラムを取り出します。
- 誤ってファイルを削除してしまったPCとは別のPCでUndeleteプログラムをダウンロードします
- ダウンロードしたプログラムを実行すると、セットアップ用の一時ファイルがC:\Program Files (x86)\Undelete Setup Filesに展開されますメニューから[Emergency Undelete®]をクリックします
- メニューから[Emergency Undelete]をクリックします
[Undelete Professionalのインストール]または[Undelete Serverのインストール]を選択した場合、「なくしたファイルを今復元しますか?」と聞かれますが、ここで[はい]をクリックしても同様にEmergency Undeleteを実行するメニューが表示されます。 - [フォルダーを開く]をクリックします
- Emergency Undeleteのプログラムを格納したフォルダーがエクスプローラーで開かれます
- C:\Program Files (x86)\Undelete Setup Files\AutoPlay\Emergency UndeleteフォルダーのすべてのファイルをUSBメモリーへコピーするか、CD-Rなどのメディアに書き込んで、誤ってファイルを削除してしまったPCへセットしexe を実行します