完全ハードディスク抹消で抹消をおこなった際に、エラー:999などの数字が結果として表示されることがあります。
こちらは、エラーコードではなく、エラーの数を表しています。
この様な数字が大きい場合のエラーは不良セクタがあるハードディスクを抹消した際におこります。
不良セクタは一般的には、データ読み込みも書き込みもおこないづらくなった磁気が弱くなった箇所となっています。
この様な場合は、データの読み込みも不可能になりますので抹消後に確認できるセクター情報を表示して選んだ抹消方式の最後に書き込んだデータで埋められていれば問題なく抹消できている事となります。また、不良セクタの場所は読み込みも不可能なことから、その場所から復元されることはありません。
最後に、不良セクタのあるハードディスクは寿命が短くなります。
継続してご利用予定の場合は、近い将来にハードディスクが使用不可能になる可能性が高いと認識した上でご利用した方が良いかと思われます。できるだけ早めに、新しいHDDやSSDを購入することをお勧め致します。