発行される消去レポートが正しくおこなわれたことを証明するための機能となります。
企業内のPCやサーバ機などを廃棄する際にはデータの完全消去が必須ですが、
多くの企業がこうした消去作業を外部の専門事業者に任せています。
事業者からは、データの消去作業を行った後、紙の証明書が渡されるケースがほとんどです。
しかし、大容量化したストレージ内のデータを消去するには時間がかかるため、
適当にねつ造した消去証明書を提出する業者も存在しているのが現状です。
仮に、データを完全消去することなく表面上消去したように見せかける業者がいたとしても、
消去証明書の真偽を見極めることは一般のユーザにとっては難しく、セキュリティ上の課題となっていました。
こうしたことから最近では、確実にデータ消去作業を行ったという“改ざんされていない消去証明書”の発行が求められています。
詳しくは、データ消去証明書を参照ください。